東京も捨てたもんじゃない
しばらく実家に帰っていて今日東京に帰ってきました。
子供が産まれてからはもっぱら飛行機を利用します。
新幹線で息子と二人だと持たないので。。
所要時間はトータル変わらないのですが、乗り物に乗っている時間が短いほうが早く着いた気がするのです。
夕方は品川までノンストップのエアポート快特という電車が無いため、
(エアポート急行という名前がついているのに)たくさんの駅に停まる電車のみの運行です。
自分で歩けるようになってきた息子をずっと抱っこ紐で大人しくさせるのは至難の業なので、なんとか気を紛らしてもらおうと一番うしろの車両の一番車掌さんに近い席に座りました。最近電車をやっと認識してきたので楽しんでくれるかなと思ったのです。
その私の魂胆(笑)に気付いてくださったのか、車掌さんがとっても優しい方で
仕事をこなしつつ、何度も息子に手を振ってくださったりアイコンタクトをとってくださったり、
それだけでも十分なのに
品川が近くなったので立ち上がって身支度を整えていた私たちにわざわざ窓を開けて
話しかけてくださり、
「だいぶ外が寒くなったので車両から出る際は暖かくしてくださいね」
「おとなしく乗っていてえらかったね」
と優しい言葉をくださいました。
そして最後に
「これよかったら、お子さんが泣いてしまった時に見せてみてください」
とリラックマの絵が描いてある電車の写真を渡してくださったのです。
なんと気の利いた。。。
優しい方もいるものだと思いました。
地元に比べると他人との距離感が遠くなりがちな東京ですが
こういう他人を思いやれる心のあるほっこりする事もたまにあります。
そういうとき東京も捨てたもんじゃないなと思うのです。